育児・保活データ集@中野

育児関連で調べたことや気になったことをメモします。リンクはなるべくアーカイブサイトに飛ぶようにしています。

保育園の選び方(独断と偏見による)

単なるイチ素人ですが、保育園の選び方について。
子供2人で3つの保育施設にお世話になった単なる一素人の意見ですが
書きなぐってみます。当たり前すぎてごめんなさいという感じですが…。
私自身後から気が付いて後悔した事もいろいろ。

 

1.株式会社立、特に複数経営型は避ける


決めつけは良くないが、補助金の弾力運用が認められており、
どうしても保育士給与にしわ寄せがきて、労働環境が悪くなりがちという
制度上の問題があるので、できるだけ避けておくのが無難。

 

2.立ち入り調査報告書をチェックする

株式会社立を申し込まざるを得ない場合も多いと思うので、
他の自治体が出している報告書も含め、違反がないかチェックする。
特に人員配置の不正(保育士資格の誤形状、人数の不足等)は
子の保育環境に直結するので避けた方が無難。
社会福祉法人でも人員配置の不正が散見されるのでやはりチェックしたほうが良い。

行政による保育施設のレビュー集、チェック必須です。 - 育児・保活データ集@中野

3.通勤経路より自宅近くがおすすめ

 

通勤経路上にするか自宅近くにするか迷う場合もあると思うが、
小学校への接続を考えると自宅近くが無難。
保活界隈で言われているほど遠距離通園は多くない。
小学校という新しい環境に入る際にお友達ゼロは子もつらいし、
親も知り合いがゼロというのは何かときつい。
実際上の子のクラスでは、8割が同一の小学校(保育園の最寄)に進んだ。

 

4.バス経路もチェック

自転車送迎が基本の距離の場合は、バス経路も見ておく。
雨の日はタクシーも捕まらないことが多いため。

 

5.アクティビティはさほど重要ではない

リトミックや英会話の有無を重視する親も多いが、年少以降になると習い事が入ってくるし、
家庭でフォローすることもできる(保活に必死になるレベルの親なら特に。)
むしろ家庭で出来ない、子ども同士の遊びを保育園でみっちりやってもらう方が重要だと考えている。

 

6.園庭はあった方がいい

自分が子を遊ばせるときの事を考えればすぐわかる話だけど、
家の庭先で遊ばせるのと公園で遊ばせるのでは負担感が全然違う。
保育士の余裕のある環境の方が子によい保育ができるはずと考えているので
当たり前だけれども猫の額でも園庭があるに越したことはない。
娘の話では、「公園だと砂場遊びの道具を持って行ってくれないから園庭で遊ぶ方が楽しい」
とのことだった…。なるほど…。

 

7.屋上庭園/テラス程度でもあった方がいい

夏にプールが出来ないと本当に閉じこもる事になってしまう。
土日に親が運動させるのも限界があるので、
園庭はなくても夏のプール、水遊び環境は必ず確認した方が良い。
屋上庭園で、ビニールプールより大きい簡易プールを設置しているところもあった。
また、屋上では簡易なプランター菜園もしていたり、何かと活動が広がると思う。

 

8.ベテラン先生が多い方がいい

ベテラン先生は保育スキルが高いだけでなく、たいていの場合本人も働きながら子育てしているので、
ワーママとしてつらみを分かち合ってくれたり優しいことが多い。
逆に子供がいない先生では、「母親が楽しようとするのは罪!」という発想の人がいたりする。
仕事との両立の相談や、子どもが家庭と保育園で違う顔をしていること等、
ワーママ保育士さんは実感を持って相談に乗ってくれるように感じた。

 

9.PTAの活動の有無

保育園なのにやたらPTA活動が厳しく、くじ引きで役員強制、
ボスママが前例を持出して新入りをしめつけるみたいなテンプレなところがあった。
株式会社立とかだとないのかもしれない…。一応聞いてみるとよいかも。

 

10.認証園の落とし穴に注意

 

昨年から2歳までの小規模認可施設には連携園が指定されている。

このため、数年前よりも遥かに認証から認可への転園は厳しい。

また、認証園に在籍中に第二子の育休に入ってしまうと、

育休中は就労ではなく妊娠出産で素点がつけられるため、

転園がほぼ絶望的になる。

 

11.口コミに注意する

保育園の場合、実際にサービスを受ける子供ではなく保護者の視点になる。

また、保護者はその園しか知らないことも多く、相対的な評価は難しい。

もちろん、親が信頼できる先生がいるかどうかは重要だけど、

株式会社園の場合は園長/先生の異動で随分雰囲気が変わることもあるので、

あまり引っ張られず、淡々と給与水準や立ち入り調査報告書を

チェックしていくのが良いのではと思う。

 

まとめ。

園庭ありとか株式会社立は避けてとかそんな贅沢を言えない環境だとは思う。。
ただ、中野区の場合は希望順位は選考には関係ないので、なるべくよさそうなところを
希望上位に書いていくことをお勧めします。

または、株式会社立で待遇が悪いところより、保育ママを視野に入れてもいいかもしれない。(ただ情報があまりないので見学は必須とか延長ができないとかはある)


全ての園が、誰もが入りたいと思える環境になる社会を願ってやみません…。

要は、こどもにカネを出してほしいのよさ…。