育児・保活データ集@中野

育児関連で調べたことや気になったことをメモします。リンクはなるべくアーカイブサイトに飛ぶようにしています。

家事/育児のアウトソース

 

第一子が生まれてからいろいろと家事代行とか使ってきた。

 

何しろうちは夫が何もしない(本当に何もしない、ギリ朝の保育園送りだけ)、

そして私の時給はさておき夫の時給>>家事代行の時給、

ということになるので、夫が働かない分は家事代行その他を使って補うことにした。

もちろん高いけど、それで擦り切れて子供にイライラ八つ当たりするより

ずっとましだし、育児してると服も外食も制限が出るので、

家事代行にお金を使うのもありだなという結論になった。

 

定期で同じ人に依頼するのがいい

とにかく重要なのは、単発ではなく定期的に同じ人に来てもらうこと。

仕事でも同じだが、新人にイチから指示するのはとても大変。

初めて依頼する場合には、顔合わせ、こちらの要望(力入れてもらいたいことと省いていいこととか)、使ってもらうツールの場所の説明などその都度説明する必要があるが、定期的に同じ人に来てもらうことで、ぐっと楽になる。

また、単発での依頼となると、いつ、どのタイミングで、どんな業者に頼むか、というところで迷う。仕事や育児で疲れてくるとそういったもろもろの判断をするエネルギーもなくなってくるので、ルーティン的に来てもらうことがとても重要。

お財布との相談になるとは思うが、最低でも月1か、隔週ぐらいがいいと思う。

 

何をアウトソースするか

掃除か料理というところになると思うが、個人的には料理を依頼するのがおすすめ。

子が小さいと外食できないが、自宅で手軽においしいものが食べられるのは気分転換になる。掃除の場合は、ルンバなどで自動化できない風呂トイレなどの水回りや窓掃除がいいと思う。面倒なレンジフードとか冷蔵庫の中はやってくれない業者が多い。私は4時間で料理+お風呂掃除という形で依頼していた。だいたい火曜日あたりに来てもらい、一回で作り置きなど含めてその週は何となく心にゆとりがあるかんじになる。で、次の週は自力で頑張れば、また翌週は家事代行さんくるぞー、ということで何とかしのいでいる…。

留守宅に入ってもらうかどうか

ここはキメの問題。狭い家なので長時間他人と同じ空間にいるのもまあまあしんどい。

パターンとしては、最低限の貴重品管理はするとして

・最初と最後だけは必ず在宅にして、途中は外に遊びに出る

・鍵預かりができる人の場合は、最後の帰宅時に顔を合わせられるようにする

などしていた。鍵預かりは別料金のことも多いので要確認。

 

そして業者選び

まずは依頼内容を決める。料理は受けないところとか、別料金のところも多い。あとは定期的に同じ人に来てほしいので、指名料とかが安いかかからないところがいい。

正直、数百円の差なら、値段よりもいい人に来てもらいたいのだが、高ければいい人が来るわけでもないし相性とかもあるので、いろいろ試して合う人を探すしかないと思う。

 

私が経験した業者とかの印象

シルバー人材センター:いい人に当たればすごくコスパよし。ただ、最近は後期高齢者レベルの方が本当に多くて、ろくな人材がいなくなってしまった感じ。

ダスキン:お試しのみ。ネイルばりばりの人が来たのでお断りした。掃除するのにネイルはないだろう…。

マザーネット:指名料かからず、シッターもしてくれる、病児もOKだったので、第一子の地方ワンオペ時代にはよく使った。ヘルパーの質はバラバラ。

タスカジ:当たりはずれが大きく、いうほど安くないので2回ほど使っただけ。よさそうな人を探してスケジュール調整するのが結構大変。

ジー:掃除のマニュアルがあるようで、きっちり仕上げてくれたが、指名料がかなり高く定期利用には向かないかも。大掃除の時期に2回ほど依頼した。

生協のNPOっぽいヘルパーサービス:1年ほど使っていたが、人が変わってガクッとレベルが下がり、やめた。あとなんか変に共助!とか理想論的なところが嫌だった…。

クラシニティ:外国人特区か何かでフィリピン人さんが来る。お試し利用のみ。きっちり仕事はしてくれたが、依頼事項の自由が利かず、毎週同じでないとだめ(例えば今回は風呂掃除はいらないから窓ふきしてとかの依頼はできない)ということでやめた。

産後ドゥーラ:区の産後ケア事業できていた人。結局この方に復帰後ずっと依頼していた。個人間の依頼なのでいろいろ融通が利いたのが非常に良かった。日程調整も直接ラインでやり取りしたり、業者を通さないほうが機動性が高いと実感。あとは栄養士資格がある方だったので、料理も素人の枠を超えたおいしいものがいただけて満足感が高かった。

 

もう一つのオプションとして:ベビーシッター

育休中からずっとキッズラインでベビーシッターを頼んでいる。もうあんな事件があったのであんまり人には勧められないが、個人的には、いい先生に巡り合えさえすればかなり便利なツールではある。

特に育休中には、離乳食や発達など、ちょっと気になったことを相談できる、非常に心強い存在だった。普段の子の様子をよく知っているので、たまにしか合わないかかりつけの先生よりも信頼していたと思う。

今は、土曜日の午前中2時間、上の娘が習い事に行っている間、外に連れ出してもらい、たまった家事を片付けるということをしている。片付けや掃除はアウトソースするための段取りが結構必要なので、こういうやり方でもいいと思う。

ただ、よいシッターさんの見分け方は本当に難しいと思う。。私は保育士資格があって、保育園での勤務経験がある人で、30代以上ぐらいを基準に選んでいたけど、とりあえずほぼ皆さん良い方たちでした。。

 

まとめ

家事代行は高い。自分の時給より高いこともある。

だけど家事がしんどすぎて子との生活がつらくて苦しいものになるのはもったいなさすぎる。親が機嫌よく余裕をもって子と接することができることは、子にとってもとても良いことだと思う。

だから、楽をするのは自分のためではなくて、子供のためだと思って、堂々と家事代行やベビーシッターを頼んだらいいと思う。

あとは、確かに費用は高いけど子がいると昔のようにホテルのディナーもいけないし、友達と飲みにもいけないし、ファッションにお金をかけることもあんまりできない。ならば、月2万かそこらの家事代行にお金を払ってもいいのではないかなと思っている。

だからぜひ、お金で時間と余裕を買ってみてはどうかと思う。